ワイヤーを使わない目立たない矯正

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歯科矯正というと、針金式の装置をイメージする方が多いようですが、現在ではワイヤーを使わない目立たない矯正も実践されています。1997年にはアメリカでマウスピース型の装置が開発され、従来の歯科矯正の常識を大きく変えました。現在、欧米では約7割の患者に対してこの目立たない矯正装置が使用されており、急速に普及が進んでいます。日本においては2006年からこの装置が導入されており、初年度だけでも約40万人の患者さんがこの装置を使用しています。


目立たない矯正方法であると同時に、着脱が手軽な点も大きなメリットとして挙げられます。本物のマウスピースのように自由に取り外しができるため、ブラッシングや食事は全く違和感無く行なうことができます。外見上も非常に見えにくく、目立たない矯正の中でも優れた審美性を発揮します。

ただし、このタイプの装置はまめに交換を行う必要があるため、通院の頻度は多くなります。およそ1ヶ月に1度の通院を行い、治療の経過を確認しながら新しい装置を使用していきます(治療に必要な装置は平均して20~40個程度)。相応の時間を通院に費やすことになるので、その点は注意しましょう。


ワイヤーを使わないタイプの装置は、目立たない矯正として非常に有効ですが、残念ながらすべての症状に適応できるわけではありません。例えば、顎の噛み合わせを治療したい方、歯の並びが極端に悪い方(歯の移動距離が大きい場合)は、ワイヤー型での治療が必要となります。