インプラントと顎の骨

ホームへ戻る >  審美歯科と口内のクリーニング  > インプラントと顎の骨

顔全体のラインや人相にも影響してくる顎の骨。実は歯と、その下の顎の骨には密接な関係があったりします。通常、人間の歯は歯根で顎の骨と連結しています。これのお陰で50kgもの力を掛けて物を噛むことができるのです。これが虫歯や事故などで歯を欠損してしまうと、当然その場所には咬合圧力が掛からなくなります。骨に負担がかからないのですから一見問題ないように思えますが、骨の健康としては全く逆で、圧力刺激を受けなくなった顎の骨は、段々と痩せて薄くなってしまうのです。顎の骨が痩せてくると顔のラインが変わったり偏ったりしますし、周辺の歯にも影響が出てきます。

これは、抜歯後放っておいた場合や、入れ歯、ブリッジによる治療をした場合でも同じです。これに対し、インプラント治療では、顎の骨に直接チタン土台を埋めこんで固定しますので、義歯にかかった圧力がそのまま顎の骨へ刺激として伝わります。要するに、インプラント治療ならば顎の骨の健康を保つ効果も期待できるのです。


この傾向は欠損した歯が多いほど顕著になりますので、費用こそかかりますが、多くの歯を欠損している場合でも総入れ歯という選択肢よりインプラントの方が顎の骨のためには良いと言えます。また、費用の面から選択されることも多い部分入れ歯は、顎の骨の痩せと同時に歯肉の収縮も引き起こすため、周辺の健常歯の寿命も縮めることがあります。費用で二の足を踏むことも多いインプラント治療ですが、総合的な健康や美容まで考えたとき、決して高価な選択肢とは言えないのではないでしょうか。